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八月二十一日

※この記録は実話を元にして記録したフィクション小説です。


 朝、母親の声でベットから起床。そそくさと学生服に着替え、質素な朝食を食べる。ちなみに主菜がハムエッグで副菜は塩で味付けされたキャベツ、そして納豆ご飯と麦茶。あーなっとーうめー
 朝食を10分程度で済ませて水筒に麦茶を入れてもらい部活へと出発。昨日休んだ登校日の次の日とか、行きづらいな―――


~カレーな食事の手伝い・二日目~

 AM8:48.学校へ到着。胴着へと着替えて竹刀を持ち部活へ。
「なぁ、今日って中学生とかが来るんだよな」
 と、リア友のSA氏が言う。(SAとは地水が勝手に付けた呼称)
「え、mjsk」
 そういえば事前に聞いていた気もしないが、確か部活にも体験来るんだったな。剣道部は確か一人来る予定だったか。
 一人って何だよ……団体出れないぞ―――まぁ今年も一人だけだったが。
「えーっと、先生はいないんだったか。こんな時に出張とか何か狙ってるだろ―――とにかく、中学どもが来るまでいつも通りのメニューで行くぞ」
「ハイハイ」
 全員がたるい声で反応してくるのがなんとも虚しい心地だ、いや、真面目すぎたとしてもそれはそれで困るが。軽く体操と苦手な柔軟をしてから素振り。そして足さばきと順調に進んでいく。無駄な雑談が間あった気もしないがそこはいつものことなのでスルー。
 面付け寸前までのアップメニューが終了した辺りで、中学生達が見にやってきた。ん、あれは―――
「さかもん弟じゃないか」
「どうも」
 防具と竹刀まで持ってきてやる気満々だな~そのやる気をやる気ないこいつ等に分けてやってくれ。
 さかもんとは俺の中学の一つ下の後輩で彗星高校で今剣道部をしている元後輩である。そしてその弟も俺の中学の後輩でもあった。
「お久しぶりです」
「進学ここに決めてるのか?」
「はい」
 同じ中学の奴がまた一人増えることになるのかぁ…リア友も小学からの中だし、何かの腐れ縁なのか――――――と、そんなことを思いつつ部活をさかもん弟を率いて指導ありで練習をさせていた。
 AM11:30.時間になったそうなのでさかもん弟は去っていった。さて、ここから家に帰ってからふーたんvの家へ行くことになるんだったな――――――学校からふーたんvの家辺り行った方が早いのに…orz


 少しだるい思いで自転車を漕いで帰宅、そして昼食にする。主菜はひややっこと焼きシャケ。副菜に朝のキャベツ、そしてまた納豆ご飯。食べている時にケータイでメッセに繋ぐとふーたんvに話しかけられた。

はじむのふーたんv: おはよww
地水: やぁ
はじむのふーたんv: 今日はくるの?
みんなニヤニヤしながらまわりでみてるおw

地水: 今、飯食ってるんだg
はじむのふーたんv: なるほd
地水: ふw
地水: ふじゃねえ ぶだ
地水:

はじむのふーたんv: 吹いたwww
はじむのふーたんvは、カスタムメッセージを「部屋にみんないます」に変更しました。
地水: まぁ飯食ってからシャワーかるく浴びて来るが…
はじむのふーたんv: なるほど~
はじむのふーたんv: 地下水って料理できたっけ?

地水: 場所わかんねーからアホ小学校に行くぜ
地水: あ、粟生
地水:

はじむのふーたんv: 把握www
はじむのふーたんvは、状態を「オンライン」に変更しました。
地水: まぁ、料理はハンバーグやカレーくらいしかできんが…
地水: ある材料によるねぇ

はじむのふーたんv: カレーだよ~
地水: 自分目手伝いせんなんのk(゜Д゜ )
はじむのふーたんv: みんなに手伝ってもらうお><
はじむのふーたんv: ごめんね><

地水: (゜Д゜)
はじむのふーたんv: こっちみんなwwww
地水: (´゜Д゜`)〈キチン持っていくよ
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)なんだって!?
地水: (´゜Д゜`)<キチンって何だよっ
地水: 胴見てもお決まりネタです。本当に(ry

はじむのふーたんv: (´゚д゚`)なにしてんのっ
地水: 飯食い終わったからシャワー浴びてそっち行く準備するz 粟生小学校ついたらメール送Ru
はじむのふーたんv: (・x・)メロンパンがいいな
地水: Ruさんはチキンのかわりにメロンパン?
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)るたんにもチキン食わせて共食いさせなきゃダメだよっ
地水: おk
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)ただいまー
地水: じゃメロンパンはなしで
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)あ、ごめんそろそろかと思って
地水: 悪いがまだまだだよっ
地水:

はじむのふーたんv: ( ´ ゚ д ゚ ` )
地水: こ っ ち み ん n
地水: んじゃ落ちるz
地水: ノシ

はじむのふーたんv: ういい~
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)ノシシ



 という感じで一旦終了、メシの準備手伝わなきゃいけないのかよ……
 宣言通り軽くシャワーをしてから家を出ていざふーたんvの家へ、とはいっても正確な場所がわからないので粟生小学校へ。おっと、その前にファミマでチキン買ってこないとな、お金の問題もあるし自分の分は抜くか――今回は何分掛かるかな(ぁ
「フライドチキン6つください」
「今残ってる2つとあわせてもよろしいでしょうか?」
「はい」
 昨日と同じパターンだな……ま、いいか。
 昨日と同じようにまた商品のラベルを見て暇潰しをするが、やはり退屈だ。ケータイのメッセンジャーを開いてふーたんvと会話することにした。

地水: チキンが揚げられるまで退屈(ぁ
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)ウチはカスタムロボに夢中だよっ
地水: やりてEEE
地水: くそっ また7分以上かかったら文句いってやる

はじむのふーたんv: (´゚д゚`)ウチはドラムカンが持ちキャラだよっ
地水: …そんなのあったけ
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)ウチの専用機だよっ
地水: (´゜Д゜`)<いったらみせてくれよっ
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)絶 対 に 嫌 だ
地水: (´・ω・`)
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)ファミチキ買ってこい
地水: 今持っていくよ
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)3分間待ってやる

 と、チキンが揚がったようだ。お金を払ってファミマを出て行き再び自転車を漕ぐ。メッセは切るのもやはり退屈なのでこのまま続けながら小学校を目指す。

地水: ただいまファミマを出て粟生小学校へ向け進行中
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)うん、それで?
地水: 某高校が見えます
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)入学するんだっ
地水: 嫌じゃwwwwww
はじむのふーたんv: ( ´ ゚ д ゚ ` )
地水: こっちみるとファミチキあげないよっ
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)うっせ、ハゲっ!
地水: うっせばむっ!
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)うん、それで?
地水: (´・ω・`)
地水: 暑い(ぁ

はじむのふーたんv: @ノ”<今までのは全部俺だ!!!1
地水: 土にカエレ
地水:
地水: てか自転車のりながらはだるい

はじむのふーたんv: (´゚д゚`)ファミチキポート使うよっ
地水: つかってよ!
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)絶 対 に 嫌 だ !
地水: (´・ω・`)ショボーン
地水: あ、ついたわ
                 ←この辺で小学校に到着。
はじむのふーたんv: (´゚д゚`)ウチが迎えにいくよっ
地水: 頼んます
地水: ばむさん一人できなよ
地水:
地水:


 ここでメッセは終えた。
 と、無責任なことを言ってしまったが普通にふーたんvが来るであろう。
 ――数分後、俺から見て左のほうから人影が見えてきた。お、ふーたんvが来たのか―――――――――――――ちょwwwwばむさんwwwwwwwww
「本当に来るとはw」
「(´゚д゚`)勝手にふーたんvが入力してたのに行く羽目になっちゃうしさ」
「しかも一人でちゃんときましたね。よく来れたもんd」
「(´゚д゚`)ホント出る瞬間に『一人できなよ』とか出てきて悲しかったわw後ホントに近いからね」
 ほう、そんなに近いのか…うおっ近!

※ここからの道順はひみつなため次の行からふーたんvの部屋からになります。

「どうも~」
「ばむたん、迷わずに行けたんだね!」
「(´゚д゚`)ホントに一人で行かすとかないわっ」
「お、イキナリスマデラやってるんだn」
 やっているのはハッキーとびーさん、蒼さん、そしてばむさんの様だ。ポーズして行かしたというのか…
「とりあえず皆にチキンを上げるk。俺は昼食ってきたからいらないz」
 昨日のように再び皆へチキンを差し入れとして渡す。
「ばむたんよかったね。チキンだよ!」
「(´゚д゚`)あ、ああうん。ちーたんありがと」
「どういたしまして」
 ばむさんが何かいつも同じ反応だなぁ……まぁラジオでもわかっていたことだが。
「ちーたん度々チキン買ってきてくれて本当にありがとね。ホントごめんね」
「何、皆の交通費に比べれば安いだろう。それを思うと、な」
 実際、関東組(Ru・薄稀・B-H)は深夜バスに乗って石川の金沢駅まで来たらしい。だいたい一人当たり往復代9600円ほどかかっているらしいからね。他の方々も電車に乗ってきたりとで交通費が本当にバカじゃないだろう。
「しかし昼食べてない俺らには助けになるぜ」
「地下水マジさんくすw」
「よっしゃいただいたっ!」
 蒼さんが一番に取って行き、各々一個ずつ持っていく。
「で、いつカレーは作るんだ?」
「そうだね、作らなきゃね><」
 と、言いつつ誰も動かない。ま、言うまでスマデラ見させてもらおうか――――




 ―――――――数時間後。
「結局作るの夕方かい」
「昼食べなかったね><」
 お前等の昼は俺の持ってきたチキンだけか、よく持ったものだ。しかしカレーなんて作るの久しぶりだからな、結構忘れてるかもね。
「で、役割分担とかはどうするんだ?」
「( ・x・)僕に作らすと食べ物じゃなくなるよ」
「俺もまともに作れないわw」
 だめだ!これだめじゃね!?誰か!誰かちゃんと作れる人はいないのか!?
「しょうがないな~ウチあんまり働きたくないんだけどな~」
「できる限り手伝うつもりだが、まず分担だな」
「(´゚д゚`)ふみゅみゅ」
 というわけでまず、野菜調理役をジャンケンで決めることに。こーゆー大人数でジャンケンする時は何故か二人ずつやったほうが早いのではないかと思ってしまう。
 ジャンケンの結果はRuさん、びーさんがやることになった。蒼さんがボランティアで手伝いにいったので三人で調理していた。その間俺たちは暇だった。
「暇だな…何かやることがないか?」
「フライパンとか用意すればいいんじゃね」
「何かトランプとかしてよっか><」
 軽くスルーされた。ちょっと悲しいわ。ちなみにふーたんvがメダロットのカードとか色々捜したが結局何も見つからずに終わった気がする。
 そんなわけで次は炒め係、俺とハッキーが行くことに。――――野菜の量尋常じゃねえ!!何この多さ、ボール二つ分はあるよね?
「んーもう鍋に入れていためちゃいなよ!」
 いいの!?と、思いながら鍋を二つ使って炒めることに。だがそれが時期に適切な判断と気づいたのは実際入れてみて炒めてみた時だった。この中じゃ蒼さんが一番わかるようで頼れそうだ。てか、ふーたんvエプロンしておきながら何かしないのか、ネットの絵に似てるねーじゃないってRuさん。
 だいたいタマネギだけでもいためるのに数十分。そこからじゃがいも、にんじんをいれて更に数十分炒めていた。手が疲れたりしたので途中俺はばむさんと交代した。ハッキーは変わらずにずっとがんばってやっていた。一方ふーたんvと蒼さんはポケモンカードを持ってきて対戦していた。ああ、懐かしいな!とは思いつつポケモンカードは今でも新しいので続々と出ているが。
 蒼さんの水デッキは恐ろしく強いコンボであることを覚えているが、詳細は思い出せない。わざわざ解説までしてくれたのにね、ごめんな。
 ハッキーも流石に疲れてきて俺と交代。肉を入れしゃもじで炒める時間がまた始まる。
「あ」
「(´゚д゚`)ちーたん落とすなよw」
「すまn」
 鍋なのにかなりあふれそうなこの野菜の量もどうかと思うけどな……ああ!また落とした!
「(´゚д゚`)ちょwwwちーたん落とし過ぎ!」
 だいたい5回くらいは野菜をこぼした気がする、本当にアレはすいませんでした。
 そんなハプニングがあったものの、約1時間近い炒め時間が終了。とうとう水を入れてカレールゥを投入、ばむさんと蒼さんが交代して煮込み始める。
 この時、俺は小さい鍋で蒼さんが大きい鍋だったのだがカレールゥの分量が――――

 蒼さん:8個
 俺:5個

「8個!?てか何かめっちゃドロドロしてるんだけどそっち!」
「んー大丈夫大丈夫♪多分」
「ちょwww食べる俺らオワタ\(^o^)/」
 びーさんを含め皆、そっちのカオスカレーは遠慮することをオススメするぜ……
 カレールゥを全て入れ終えて後はまた1時間近く煮込むことに。そのためしばらく放置することにした。途中アクが出てくるので数十分おきにとったりした。大半はRuさんや蒼さんがやってくれた。
「(´゚д゚`)いやだよっ」
「ばむさんこれ言ってよ~」
 何を話してるのかと思うとカレールゥの箱の裏の文を読んでよと催促していたのだ。
「ばむさん声優目指してるんでしょ~?」
「(´゚д゚`)そういうの家でやるからいいの!」
「そう言わずにやってみたら?」
「そうそうエクエク声で!」
 エクエク声!?
「(´゚д゚`)え、えーっとカレールゥを――――――――

 ここからプライバシー区域

「ばむさん最後まで言ってよ!」
「(´゚д゚`)別いいじゃん!」
 本当にエクエクボイスで言い始めた時には吹いた。そして何故かふーたんvまで自称マックス声で読んでで更に笑えた。
 えーっと今何時だろう――――もう17時半過ぎてるー!?
「もうこんな時間かよ!?」
「ならカレー食べていけばいいんじゃないかな?><」
「ぬぅ…仕方ない、そうするk」
 本当は家に帰りたかったのだが已むを得ず親に電話して夕食のカオスカレーをいただくことにした。そこからだいたい1時間後、二種類のカレーはできあがった。
「皆見てくれ、ケータイで写真を撮ったんだがカオスの方が赤く見えるんだ!」
「「「「「「な、なんだってー!?」」」」」」
 確かに少し赤く見える、本当に大丈夫かこれ?と、思ったので安全な方からいただくことに――
「んーカオスカレーって言っても意外と普通だよ」
「あ、ホントだね、イケルイケル」
 と、蒼さんとびーさんが絶賛。何だ、問題なかったのか。
 とりあえず量が量なので皆おかわりしたり、ルゥだけ食べたりして大半を食べつくした。確かにカオスカレーさほど辛いわけでもなかったな……この場に東方好きの某氏も呼びたかったな。
 皆食べ終わり、残ったカレーは明日の昼に食べるという、ちなみに炊飯器のご飯は空っぽになっていた。
 この後は、スマデラに参加して俺、ハッキー、びーさん、ばむさんの四人でやっていた。某夫婦はくっついてPCで一緒に何か見たりくっついていたりと、蒼さんは寝転がったり夫婦の二人にのしかかったりとほのぼの(?)していた。
 それにしても皆強いわ…俺3位とか4位ばっかじゃん。1位になったのはマルス使った時1回しか記憶にないぞ。
 PM9:00.そろそろ帰らないと時間的にも帰れなくなるので惜しみながら帰ることにした。帰宅中、雨に降られて少し塗れて困った。明日風邪を引かなければいいがなぁ―――――


続く
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地水

DMMソシャゲ中心。
神姫プロジェクトなど
そのほかにも多数。