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CB。モノへの愛着

数ヶ月前、職場の道具を落として壊してしまった。銅の歯をダンボール箱等に差し込む大型ホッチキスだ。レバーと歯を押し込む部分を支える棒の先端がが折れて支えが弱くなってしまい、歯を押し込んだ後レバーが上がってこなくなってしまった。
しかし、そこ以外は問題なく、壊れた棒が外れないようにゆっくりレバーを押し込めば使えないことはなかった。
だが、コツがないと誰にも扱えないので新品を買うことになり、壊れた方は捨てることになった。自分目は渋々ゴミ捨て場に壊れたホッチキスを置いた。
翌日、ゴミ捨て場にまだ残っているのを見かけた、自分目は考えた。
新品が来るまで代用として自分用としてまだ使えるのではないかと。自分が壊したという罪悪感もあったが、どこか「愛着」もあったのだろう。

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CB

 この手のアセンゲーでは愛着は一番不要だと思っている。何故なら愛着があると同じものを使い続けることになり、流行に遅れ性能差も負けているのにアセンすることをやめてしまうからだ。
 ネトゲであるためアプデの度に新機体やパーツは登場し、性能見た目ともに高いものが立て続けに増えていく。更に、バランス調整によって一部のパーツは上方・下方修正をされて同じものを使っていても性能が変わるなんてことがある。時間が経つに連れて新しい機体にバランスは塗り替えられ、古い機体は忘れ去られていく。そうするとバランス調整の項目にも入らず性能は低いままとなるのだ。こうなると過去の機体を使い続けているというのは新しいアセンを行う際の枷となり現在の環境では生きていけないのだ。
 機体に愛着を持つということはそれを使い続けたくなるのも同義だ。しかし、新しい物に乗り換えなければゲームで戦うことが出来ない。このジレンマがゲームをプレイする際に邪魔なのだ。

 中にはそれを乗り越えて機体を変えずにパーツやチューン(強化)を試行錯誤して生きている人もいる。しかし、それは元の機体の性能がまだ現環境についていけるだけだったり、その機体の個性を殺すくらい別物にしてるか、プレイヤースキルをあげた上で前者を行いそれこそ廃人じみた境地でなければ行えないことだ。それにそんな遠回りをするよりも、新し目の良性能のものを使えばそれ以上になるというオチすらあるのだ。

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 自分目もまた愛着のある機体があった。最初は中コストで一発屋みたいなアセンだった、しかし一発屋するにはコストが重いので改修していった。アセンしていってその見た目や性能が非常に気に入った。スコアはあまり取れずともその機体で戦うことに楽しさがあった。嬉しさがあった。

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 だが、環境は変化し弾1発も当てることすらできないレベルへとなっていった。太刀打ち出来たとしてもコストがあまりにも見合わなかった。戦うことがほぼ不可能となり、見た目と愛着を思うあまりそのまま封印した。
 いっそ解体して新しいものを作れば良かった、だがしなかった。やはりその機体で戦いたかった、遊びたかった。他の機体を使おうと思わなかった。

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 数ヶ月前壊れたホッチキスは捨てずに自分の道具置き場に置いたままだ。新品のホッチキスが届き、今日使う機会はない。
 そう思っていた矢先、新入社員研修で持ち場に人が溢れ仕事が度重なった。道具もまたお互いの部署で貸しあいあっちこっち回った。
 ホッチキスも貸し出されて、自分の手には一度捨てるまで至った壊れたホッチキスを手にとっていた。一度拾いなおしてから初めて使った。
 愛着とは良くも悪くもある。そう思いながら今まで場所取りしていただけのホッチキスをまた使っていた。


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 機体を改修した。以前のコンセプトをそのままに武装を変更し最低限のレベルを引き上げた。以前ほど気に入った形ではないが、それでも満足に楽しめる、愛着あるモノとして再び使うことにした。
 スコアは殆ど変わらず低いままだが別にいいのだ。楽しめるかどうか、愛着を持って楽しめるかが問題なのだ。
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地水

DMMソシャゲ中心。
神姫プロジェクトなど
そのほかにも多数。