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プロジェクトセカイのレビュー的なもの。

 プロジェクトセカイは初音ミクを始めとするボーカロイドとオリジナキャラクターの接するリズム&アドベンチャーゲームである。

 ボーカロイドのリズムゲームでスマホアプリ化は嬉しいものだったのだけども、何故かオリジナキャラクターもいることがよくわからなかった。ウィキペディアを見て調べてみると下記のような文章があった」

本作は「音楽と人間の関わりを支える『初音ミク』という存在を具現化した作品」になるという。このような形式になった理由の一つとして本作が「若い世代にボーカロイドやインターネット発の音楽をもっと聴いてもらいたい」という想いからスタートした企画であったためということもある。そのため、オリジナルキャラクターを出すことに抵抗感を持つ層がいることも分かったうえで、あえてこのような設定を企画した。

とある。実際、自分目もオリジナキャラクターに関しては否定的な目で見ていたので疑問と抵抗感は強かった。それでも、最近ボーカロイドの世界や曲がご無沙汰だったのでプレイしてみるかという感じで触り始めている。


 プレイしてみるとなるほど、上記通りミク達バーチャルシンガー達がキャラクター達をちょっとした支えをセカイで示していく感じで進んでいく。ただ、導く手前が人間関係が少々気不味かったり暗めな部分が目立つので本当にボカロのためにプレイし始めていたら嫌悪感がすごい。自分は気軽に始めた分、好きになれなさそうな話はスキップしているため大して痛手はない。というかアドベンチャーゲームも含んでいるからとはいえボーカロイドに会話をさせるのは無理がありましてよ!(システムボイス即効OFF)

 しかし、最初は確かに不満もあったものの、ボーカロイドとオリジナキャラクターの組み合わさった楽曲やオリキャラのソロVer等、音楽として聴いてみれば普通に良曲揃いである(そもそも楽曲が従来のボカロ曲達なので当然ではあるが)
 そしてオリキャラ達の歌を聞いて想い出される文化がある。それは「歌ってみた」である。

 昨今、Youtuberも歌動画として上げるためむしろ自然な文化として成立しているが、そもそもこの歌ってみた文化は昔から存在こそしたがあまり流行ってはいなかった。けれど、ミク曲がニコニコで流行り始めた頃から目を見せるようになった来たように思える。

 ボカロ曲の歌ってみたの需要はその人の歌声やボカロ達とは違った発音や個性を聴くことができることと、もう一つカラオケでこういう風にすれば歌えるんじゃないかという参考にもなるところだと思っている。理由としてボカロ曲は特に無茶な高音や早口パートが多く人間では歌いづらい点も多い。
 これを人間が歌う場合どうすればいいのかという音域やブレスタイミングが非常につかみにくいのだ。だが、一般人より秀でた歌ってみたではそれをクリアーまたはアレンジして乗り越えていることが多いので、自分が歌う時にも参考になるのだ。(あくまでカラオケでボカロ曲を歌いたいって思う人の考えなのだが)


 話はだいぶそれてしまったが、このプロセカのバーチャルシンガーと人々のさじ加減が、なんとなく当時のニコニコのボカロと歌ってみたが流行った時代を思い起こしている気がするのだ。そう思うと、オリキャラにも愛着がだいぶ湧いてくるようになったし、プレイしてストーリーを進めていくほどミクや音楽への想いも含めて受け入れることができはじめている。公式歌ってみたと原曲がすぐ聴けて音ゲーもできる。良いことずくしじゃないか。


 音ゲーはデレステもやっているので並行してゆったりプレイとなるが、今後も遊んでいける意欲がでたのでちまちまと続けていこうと思う。実際、数年ぶりにミクとゲームのセカイで触れることができたのだから。
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地水

DMMソシャゲ中心。
神姫プロジェクトなど
そのほかにも多数。